「9月のオーケン2」
もう10月ですか。
9月はフェス三昧でした。アーバンギャルド主催の「鬱フェス」にも筋肉少女帯で出演。
筋少としては大阪のOTODAMAや千葉袖ヶ浦の氣志團万博にも参加してきました。どれも楽しかった。
鬱フェスは、あまり夏フェスっぽくない、インドア派リスナーの聴くタイプのミュージシャン集めてフェスやろうとの主旨で、個人的にもそういうのあったらなと考えていたので、おもしろかったですね。
写真はレインボーヒルでの、勝手に観光協会のみうらじゅんさんと。
最近は仕事のないときは本を読んだりDVDを観たり。秋だけに。
「本日7時居酒屋集合!」「コガネムシはどれほど金持ちか」「人はなぜ恋に破れて北へ行くか」「下駄でカラコロ朝帰り」と、椎名誠さんのエッセイをまとめて一気に読んでしまった。
椎名誠さんの週刊誌連載エッセイは「おじさんぽくてどうもなぁ」なんて以前は思って敬遠していたんですが、ようやっと年齢的に追いついたのでしょう。最近は「ふむふむまったくだ!」とか相槌打ちながら読んじゃいます。
ちなみに「レティクル」「キラキラ」「聖戦」あたりの筋少は、椎名さんいきつけの新宿のお店で打ち上げをすることが多かった。お見かけしたこともあったけどド緊張して声をかけられなんだ。
映画は「パーカー」「アルティメット」「バーニング」なんかが面白かった。製作年がバラバラですね。タイトル忘れたけどタランティーノ監督の女子がダラダラしゃべって名優カート・ラッセルが最後にいきなり謝るやつもよかったなぁ、なんだその内容説明。
すごくないわけがない!と思って劇場まで見に行ったイーストウッド監督「ジャージー・ボーイズ」は、意外にあっさりとしたバンド盛衰ストーリーで、あれ!あんまりやるせなくならないんだぁ今回は、と驚いた。でも60年代ポップ好きにはこれはたまらない映画なのだろうなぁ。
10月に入ってまず、渋谷にて小畑ポンプさん生誕祭に出演します。この日は、一体なん年ぶりだろう!?オーケンが30代のころに四年くらいだけ組んでいた幻のバンド「電車」のメンバーがステージに揃います。お楽しみに。