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「筋肉少女帯ツアーも終了」

筋肉少女帯ツアーひとまず終了いたしました。

その間に中川翔子さんやライダーズさんのライブゲストに出たり「日本のほほん化計画」のロケをしたり。「第一回紅白オカルト合戦」の審査員をしたり。

今回、ツアー中に大阪で買った本「現代霊性論」釈徹宗×内田樹対談がやたら面白くて、特に、合気道七段の武道家でオカルトやシャーロックホームズにもくわしい内田樹さんの語り口が読んでいて痛快(とはいえ難しくて理解できないとこもとても多いんですが《笑》)。ツアー中に内田樹さんの本を何冊か購入しました。

そのうちの「現代霊性論」と「修業論」の中に、内田さんのUFO目撃談が、唐突な感じで登場しています。

今から25年くらい前に、夏の夕方、青空にぎらぎら光るUFOが現れた。
内田さんは近くを歩いていたおばさんに、あれは何だろう?と声をかけたが、おばさんは内田さんに一瞥もくれずに去っていった。

翌日、新聞のどこにもUFO目撃のニュースの無いことを見て内田さんは「なるほどね。人はこういうふうにして合理的に説明できない出来事をスルーするのか」「自分の手持ちの世界観が揺らぎ、度量衡が適用できないような事態に遭遇したとき、人は無知によって武装する」のだ、と、思ったのだそうです。

、、、でもどうなんでしょう?このUFOはもしかしたら、内田さんのみに見えていた内面的なものなのでは?、というか、ユングの心理投影説みたいな方向から解釈したなら、、にわか内田読者がアレですが、より「内田樹の本ぽい」解釈になるのにな〜と思ったんですけど、、思ったんですけどって言われても困るとおもいますけど、内田さんの、現実にその日の空に存在した飛行物体、としてUFOを認識した発想が、UFO好きのオーケンにはちょっと意外の感でとても興味深かった。

あと、その時に内田さんを無視して去っていったおばさんですけど、実はそのおばさんこそがUFOの搭乗者で、内田さんに「あれは何?」と聞かれて「あ、あれはあたしのよ、ちょっと壊しちゃって部品取りを本部に連絡入れるとこなのよ」とか言うのがめんどくさいか恥ずかしくてシカトした、という学研ムー的、あるいは不条理SF的な方向からも考えられないことは無い、、、いや無いですねそれは。

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2013-11-27 21:55  nice!(2)  トラックバック(0) 

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